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【ワークショップ】闇の世界で色彩を体感する多感覚型ワークショップ OPAQUE – くらがりのてがかり –

2024/3/8
2020年2月、バンコク芸術文化センター(BACC)で、タイの視覚障害者支援団体The Nose Thailandが提案した「香りで色を識別できるインク」と、私が提案したステンシルアートによる壁画制作を組み合わせたワークショップを開催しました。今回、そのワークショップを「闇の世界で色彩を体感する多感覚型ワークショップ OPAQUE – くらがりのてがかり -」として、4年ぶりに山形県鶴岡市にある子育て支援施設キッズドームソライで開催します。
このワークショップでは、目隠しをして香りのついた絵の具を使い、ステンシルアートを壁に施していく壁画プロジェクトです。目に見えない世界で香りを頼りに色を感じ、アートを通じてコミュニケーションを深めることを目指しています。
「Opaque」という言葉は、「不透明な」という意味であり、主に光や視覚を通して透明ではなく、理解しにくい、明確でない、秘密のような意味で使われます。不透明なインクは透明なインクとは異なり、書かれたり印刷されたりした場所の下にあるものを隠すために使用されます。このようなインクは、デザインやイラストレーションなどのアート分野で広く使われ、本企画にもぴったりの言葉です。
「くらがりのてがかり」は、オペークインクのような濃密な闇の中で、自分と世界の境界線を探し、異なる存在と触れ合い、知りたい、理解したいというイメージを表現しています。視界を閉ざされたとき、人はそれ以外の感覚を使って、暗闇の中を探求します。暗がりの中で手がかりを求めることは、表現であり、多様性を学び、生き方を求めることでもあります。
目隠しをして視覚を遮断し、香りのする絵の具を使って桜の壁画を描くこのワークショップでは、1つの壁画をみんなで完成させます。回を重ねるごとに色づき、6日間のワークショップを経て最終日には桜満開の壁画が完成します。作品の出来上がりはお楽しみです。ぜひこの機会に体験してみてください。
開催日:
<小林舞香>3/17(日)、30(土)、31(日)
<スタッフ>3/20(水祝)、23(土)、24(日)
時 間:午前の部 10:10-11:30、午後の部 13:10-14:30(※3月31日(日)は午前の部で終了)
対 象:年長児以上
料 金:無料(※別途入館料が発生します)
定 員:各回ペア10組(親子・きょうだい・友人同士でも可)
申 込:以下のフォームからお申し込みください