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ProfileAbout MAIKA KOBAYASHI

小林 舞香 MAIKA KOBAYASHI

画家兼壁画師として、アクリル絵の具を用いた手描きの精密な写実画で知られています。
2010年にニューヨークでの初の個展を開催し、画家としての活動を開始しました。壁画制作、舞台美術、TVドラマの美術提供、ブランドや企業とのコラボレーション商品、音楽アーティストへの作品提供など、創作活動を多岐にわたり行っています。2015年からは国外での展示活動を活発化させ、2017年までイギリスを拠点にして活動しました。その間、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、アムステルダムで個展を開催しています。

2018年には、キャンバスの限界を超えた新しい世界を創造するパフォーマンス団体「紺夜 -KOOYA-」を立ち上げ、起業しました。私が表現するアートは、形にとらわれません。平面や立体を超え、音や光、そして動きを通じた多角的な表現に挑戦しています。キャンバスの絵画とは異なる美しさを持つ舞踏を融合させ、舞台上で華やかで神秘的、かつ力強い世界を描き出しています。私たちのチームが作り上げる作品は新たなインスピレーションを生み出し、未知の表現の限界を追求します。こうして、私は画家としてだけでなく、ダンサー、作曲家、映像作家、カメラマン、ファッションデザイナーを含めた総合芸術としてのディレクションを行っています。国内で主催した「春夢共鏡」公演を始め、世界中で活動を広げ、ロンドンのHyper Japan、フランスのJapan Expo Parisに出演し、パリで日本人として初の単独公演を成功させるなど、着実に実績を積み上げています。2019年11月には、ASEANサミット開催中のタイでLhong1919で在タイ大使館関係者を招いて公演を行い、日泰の重要な国際交流の一環として活動しました。2020年1月には羽田空港国際線ターミナルの江戸舞台で終日公演を行い、その直後にアジア最大の日本文化博覧会JAPAN EXPO Thailand 2020に4ステージ出演しました。同年2月にはバンコク芸術文化センター(BACC)でパフォーマンスを披露し、7月にはJAPAN EXPO Malaysia GOES VIRTUALに出演するなど、オンラインイベントや映像制作を通じて世界に活動を発信しています。

2019年からは壁画師としての活動に重点を置き、日本全国を巡る「全国壁画行脚」を企画し、現在47都道府県中15か所に壁画を残しています。2020年には、バンコクでSDGsをテーマにしたアートプロジェクト「Art Can Help You」を開催し、3日間で1500人の参加者を集めました。このプロジェクトは国内で高く評価され、フジテレビ「フューチャーランナーズ~17の未来」で「壁画師として町を彩る私の願い」として特集されました。私は、すべての人が彩り豊かな人生を送れるように、アートを通じてできることがあると信じています。市民と一緒に絵を描くイベントを行い、誰もが参加できるアートを提供するために、視覚障害者向けの絵の具の開発にも取り組んでいます。2024年現在は、目隠しをして絵の具の香りだけを頼りに絵を描く多感覚型ワークショップ「OPAQUE - くらがりの手がかり -」をプロデュースし、教育機関と連携して開催しています。

2021年には東京から山形に移住し、自治体と共にパブリックアートプロジェクトを行っています。駅や道の駅、商店街などに施した壁画は市の財産として登録されており、地方都市でのアートの影響力は大きく持続的であると感じています。私は、「地方×アート」を通じて、その地域の歴史や文化、人々の想いに寄り添う作品を目指しています。「失われた歴史」「埋もれた文化」「大切にしたい想い」を地元の人々と同じ視点で捉え、私独自の世界観で色鮮やかに表現しています。完成したアートは、地方に住む人々に安らぎや希望を与えるだけでなく、都会から来た人々に新鮮な郷愁を感じさせます。私のアートが様々な行動や出会いのきっかけとなり、その地域との架け橋になることを目指しています。

〜アートをアートで終わらせない〜

画家としての活動を続ける中で、キャンバス以外の様々な場所で絵を描いてきました。街の大きな壁や商店街のシャッターに描くこともありました。そうした中で、私のアートにはまだできることがあるという思いが強くなりました。アートは単に存在するだけではありません。時には人々を引き寄せ、繋ぎ、やがて「ずっとそこに在る」ことを望まれるようになります。私が創るアートという一点が一人、一秒を繋ぎ、街や人生、そして歴史に溶け込むこと。それが私が目指しているアートの形です。

画家Painter

私の活動の原点である絵画。
海外で活動していたとき、舞台演出を行っているとき、
地方に行って壁画を書いているとき……。全ての活動で、常に新しい刺激があります。
描きたいことがたくさん出てくるので、キャンバスに向き合う意欲になっています。
幅広い活動の中で感じたインスピレーションは、
これからも私のアイデンティティである「絵」で表現し続けていきたいです。

壁画師Muralist

全国で壁画を描いています。壁画をたくさん描くようになってから、
絵というものが人々の生活にとってどんなものなのか考えるようになりました。
昔は自己表現の手段だった絵が、今では誰かの想いを残し繋いでいる。
今までは私だけの「誰の為でもない景色」だったものが、
誰かにとって大切な景色になっていくのは嬉しいなと思います。

空間芸術演出Spatial Art Directer


場の演出として空間のプロデュースをするときは、私の頭にあるイメージを
キャンバスという平面を飛び越えて”描く”ことができます。
衣装、舞台美術、音楽、ワークショップなど表現方法は様々。
Artに少しでも興味を持ってくれたらと思い活動をしています。